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円安はデメリットですか?

経済同友会の櫻田代表幹事は、19日の会見で「円安はデメリットのほうが多い」と述べたうえで、「円安が日米の金利差やアメリカでのインフレに基づくものだけでなく、日本の経済力や国力に起因するものが少しでもあるとしたら大変心配だ」と懸念を示しました。

円安はなぜ働く者の生活をひっ迫させているのですか?

円安によってやはり物価が高騰していて、これが働く者の生活を非常にひっ迫させていると思っています。 特に非正規などの低賃金で働いている人たちからは、物価高騰で非常に生活が苦しいといったような労働相談も組合なんかには寄せられていると聞いてますし、フードバンクの利用者も増加していると報じられています。

円安に進んだ為替の動きについてどう思いますか?

日銀の内田副総裁は、8月2日、千葉市で開かれた記者会見で、円安に進んだ為替の動きについて問われると、7月28日に決定した政策運営の柔軟化を踏まえ、次のように答えました。 「今回の措置は、基本的には今後も物価面での上振れ方向の動きが続いた場合に起こり得る副作用を防ぐという趣旨で事前に行ったということなので。 去年12月前後に起きたことを思い出せば、起きたことの1つは、債券市場を中心に機能に影響を及ぼしたゆがみ。 もう1つは、金利の市場で上限があることに伴って、為替市場を含めた金融市場のボラティリティー(変動)に影響を与えてしまったということだ。 そういったことが起こらないようにしたという意味で、今回の措置で為替市場を含めた金融市場のボラティリティーというのは重要な要素だった」

円安の背景は何ですか?

円安の背景は内外金利差が大きいですけども、それだけじゃないです。 19年から22年に、構造的な要因で均衡的な実質為替レートが円安方向に、私の分析だと30%ぐらいジャンプしたと。 そこに大きな内外金利差がやって来たので、急激な円安になっていると。

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